マリアナの海

マリアナ/ミクロネシアの島々

太平洋真ん中、赤道近くに点在する島々、ミクロネシア連邦・パラオ・ナウル・マーシャル諸島の各国およびギルバート諸島地域とマリアナ諸島・ウェーク島では海洋で暮らす人々の歴史が刻まれています。
マリアナ諸島のうち最南端のグアム島は米国の準州であり、その他の島は米国の自治連邦区(自由連合州)である北マリアナ諸島に属していましたが2011年11月28日を以て、マリアナ諸島は(サイパンを含む)北アメリカ領に移管されました。
太平洋の西部に位置して、海洋生物も多く観察され、さらに西側には最深度であるマリアナ海溝があります。

原住民は文化的に見て、最初にフィリピンの辺りから直接パラオ、ヤップなどに植民したオーストロネシア系グループと、のちに西ポリネシア方面からカロリン諸島に移民したオーストロネシア系グループがいたのであろうと推測されています。
 この地域の先住民の文化を最も強く特色づけているのは、有名なシングル・アウトリガー・タイプの航海カヌーです。先住民はこれを用いて広い範囲の交流を行っていたと推察されます。今ではその面影が見られません。当時、特にヤップ島の住民はこれらの島々の中でも最も強力な権力を持ち、 カロリン諸島の島々から定期的にヤップ島まで貢ぎ物を届ける航海(サウェイ交易)が行われていたとされています。
ヤップ島の酋長の権力は伝統的に現在も強く、カロリン諸島の島々に対して一定の権威を保持しています。

自然と人々 マリアナの海

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